血圧下げる
血圧を下げるのは、簡単ではありません。
血圧を下げるには「降圧剤」を飲むという方法がありますが、それだけに頼らずに血圧を下げる努力をするべきです。
降圧剤を飲む以外に、血圧を下げるには以下のような方法があります。
■食塩の量を減らす
血圧を下げる際に最も最初に手をつけるべきなのが、食塩の量を減らすことです。
普通、減塩の食品で血圧を下げるのは、食事がまずくてつらいというのがこれまでの考えでした。
しかし、最近では、減塩食品でも味も悪くないものが出回るようになってきました。
血圧を下げるためには、まずは減塩から始めましょう。
■飲酒を慎む
血圧を下げるのに効果があるのは、お酒を控えることです。
酒好きには苦しいことだとは思いますが、一気に禁酒するのではなく、日本酒なら1合まで、ビールなら大瓶1本までと決めて、それ以上飲まない習慣をつけるように努力しましょう。
■ 食事の量そのものを減らす
これもまたつらいのですが、血圧を下げるには、食事の量そのものを減らして体重を落とすことも効果があると言われています。
体重を落とすことは、血圧を下げることだけでなく、あらゆる成人病に有効な手段です。あきらめずに、気長に続けましょう。
■運動をする
血圧を下げるには、有酸素運動がよいといわれています。
若ければ、エアロビクスやバイクを漕ぐのがよいのでしょうが、年齢の高い人にはこれらは心臓や足腰に負担をかけます。
ウォーキングをしたり、プールの中で歩いたりして、足腰に負担をかけない運動がよいでしょう。
ウオーキングは、息が切れるか切れないか程度で行うのが望ましいです。
40分くらいから効いてくるので、40〜50分くらいできると理想ですね。
プールの中を歩くのは血圧を下げるにはとても理想的です。
水の抵抗がとてもおだやかなので、身体への負担が少なくて済みます。
街を歩くと障害物やクルマなどもおおくてストレスがたまりますが、プールだとそのようなことがありません。
歩行者専用のレーンを用意しているプールを選ぶとよいでしょう。
■タバコを控える
血圧を下げるためだけでなく、心臓病や脳卒中にならないためにも禁煙は有効だといわれています。
愛煙家には苦しいかもしれませんが、本気で血圧を下げるつもりがあるなら、たばこを控えるのがよいでしょう。