拡張 期 血圧 高い
拡張 期 血圧 高い
お医者さんにいくと、ある一定以上の年齢の場合、必ず血圧を測られますよね。
それで、「血圧は、上が○○、下が○○」と言われます。
このときの、「下」とよばれるのが、拡張期血圧です。
「ちょっと拡張期血圧が高いね〜」とか、「拡張期血圧が高いから注意しなさい」とか、「拡張期血圧が高いから、下げるように」などと言われます。
そういった経験をお持ちの方もおおいのではないでしょうか?
「拡張期血圧」は「最低血圧」とも言われます。
つまり、「ドクッ、ドクッ」と、血管が「収縮」「拡張」した時の、「拡張」の時の血圧なのですね。
血管が拡張すれば、本来の健康な血管であれば、血管が広がり、流れる血液の量は一定なので、結果的に血圧が低くなるはずです。
だから、「拡張期血圧」とか「下の血圧」と呼ぶのですね。
同じ水の量であれば、ホースに流すのと、パイプに流すのでは、パイプに流した方が内部の圧力は減りますね。
それと同じです。
世間でよく言われる、「拡張期血圧 (下の血圧)」が高いとマズい、というのは、実は、次のような理由なのです。
上で述べた理由により、「拡張期血圧」の時、即ち、「最低血圧」では、本来であれば血管が広がって、血圧が低くなるはずです。
でも、これが低くならない…。拡張期血圧が高いまま…。
ということは、つまり、血管が「きちんと拡張していない」ということになりますね。
血管が硬くなっていて広がらないとか、身体のどこかの血管が狭くなっているとか、拡張期血圧が高いままであるのには、いくつかの理由があります。
ですから、拡張期血圧が高いままの場合は、要注意です。
医師の診断を受けた方がよいでしょう。
ご参考までに、年齢別・男女別の平均血圧を下に示しておきます。
各年齢で、右側に書かれているのが「拡張期血圧 (下の血圧)」です。
男性血圧平均
年齢
20〜24: 128、 75
25〜29: 128、 75
30〜34: 129、 77
35〜39: 130、 79
40〜44: 132、 81
45〜49: 136、 83
50〜54: 144、 87
55〜59: 150、 88
60〜64: 156、 91
65〜69: 158、 89
70以上 : 165、 89
女性血圧平均
年齢
20〜24: 121、 72
25〜29: 122、 73
30〜34: 124、 75
35〜39: 127、 78
40〜44: 132、 80
45〜49: 140、 84
50〜54: 147、 86
55〜59: 150、 88
60〜64: 158、 90
65〜69: 166、 91
70以上 : 171、 91
拡張期 血圧